貯蓄はどの銀行でも可能です。
基本的な貯金商品のしくみは同じですが、金利やサービスは各銀行で異なっていますので、自分の貯金方法に合った銀行を選びましょう。
銀行には業務内容、業態、地域によって種類に分かれています。
銀行とは?
「銀行」は、預金の受入れと資金の貸出しを行う業者として、銀行法にもとづいて国から営業の免許を受けている金融機関です。
大きな分類として、都市銀行、信託銀行、地方銀行、第二地方銀行があります。
都市銀行
大都市に本店があり、全国に支店のネットワークをもっている銀行です。
預金、運用、融資に関する商品を数多く取り扱っていて、事業規模が大きいので信頼性が高く評価されています。
一方、金利や手数料が不利な部分もあり、個人向けのサービスが抑えられている傾向が見られます。
銀行名 | グループ | 店舗数 |
---|---|---|
みずほ銀行 | みずほフィナンシャルグループ | 459 |
三菱UFJ銀行 | 三菱UFJフィナンシャル・グループ | 818 |
三井住友銀行 | 三井住友フィナンシャルグループ | 679 |
りそな銀行 | りそなホールディングス | 26 |
地方銀行
特定の地域内を基本として営業を行っている銀行です。
第一地方銀行と第二地方銀行で分類されるケースもあります。
地方銀行は、全国地方銀行協会に加盟している64行で、埼玉りそな銀行を加える場合もあります。
第二地方銀行は、2018年4月現在で41行があります。
該当エリア内では支店やATMなどの数が多く、身近な存在と言えます。基本的な金融商品を取り扱っており、独自の金利設定やオリジナルのキャンペーンを行っている事があります。
信託銀行
信託銀行は、個人や法人の資産を預かって管理・運用する信託業務を行う銀行です。
取扱商品には、遺言信託、教育資金贈与信託や金銭信託などがあります。
都市部に多く、支店は少ない特徴があります。
新しい形態の銀行
実店舗を持たないインターネット専業銀行、コンビニやスーパーにATMを設置している銀行などを「新しい形態の銀行」と総称しています。
ゆうちょ銀行は元国営の郵便貯金を継承した銀行です。日本全国の市町村の全てに支店があり、ユニバーサルサービスを提供しています。
取り扱い金融商品は限られており、金利も都市銀行と同じ水準となっています。
その他に、信用金庫、労働金庫(ろうきん)、信用組合、JAバンクなどの金融機関があります。
あおぞら銀行 | 新生銀行 |
ゆうちょ銀行 |