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無職でも土地を担保にお金を借りることはできるの?

 2020/01/24 不動産担保ローン   154 Views

「今、無職でも土地を保有している、この土地を担保にお金を借りることはできないかな」

無職となる事情は人それぞれでしょうが、無職の場合、所有する土地などの不動産を担保としてお金を借りることはできるのでしょうか?

無職でも不動産担保ローンが利用できる可能性もある

結論から申し上げますと「無職でも不動産担保ローンが利用できるケース」もあります。不動産担保ローンなら、万が一、利用者が返済不能になった場合でも、担保不動産を処分して回収に充当できるためです。金融機関にとっては返済不能のリスクを避けることができるため、無職でも利用を認めている先もあります。

銀行や大手先などは少ないですが、中小のノンバンクの不動産担保ローンでは「無職でも利用できる」とあえて公表している先もあります。無職という理由だけで、不動産担保ローンをあきらめてしまうことはありません。まずは情報を入手してみましょう。

なぜノンバンクの不動産担保ローンでは「無職」でも利用できるのか?

通常、不動産担保ローンを含むローンの利用条件には、次のような項目が設定されています。

「安定した収入がある方」

定職についていて安定した収入が見込めなければローンは利用できないというわけです。つまり「無職=収入0」では、このような条件が設定されているローンは利用できません。

一方、中小のノンバンクの不動産担保ローンでは「無職」でも利用を認めている先もあります。不動産を担保とすることで回収リスクを避けることができる以外にも、中小の抱える事情があります。

中小の金融機関は、知名度の高い銀行や大手に顧客獲得という営業面で劣ってしまいます。そのため審査基準を緩めにして大手先に対抗しなければ顧客を獲得できません。回収のリスクが低い不動産担保ローンであれば、ある程度審査基準を引き下げても問題はありません。そのため銀行や大手先で避けられる「無職層」の顧客も利用可能としています。

無職でも不動産担保ローンが利用できるケース

「無職」となる事情は人それぞれです。いくら「無職でも利用可能」としている中小ノンバンクの不動産担保ローンでも、すべての「無職者」が利用できるわけではありません。無職の状況別に予想できる対応を見てみましょう。

①年金暮らしで無職

定年退職などで年金収入しかない「無職」の場合は、年金収入からの返済が見込めることから、不動産担保ローンも利用できる可能性は高くなります。働いていなくても、返済に充てる収入があれば利用可能です。

②休職中で無職

会社が倒産してしまったり、転職などで職を探している「無職」の場合です。積極的に次の職を探していることをアピールすることで、不動産担保ローンを利用できるチャンスがあります。すでに次の仕事が決まっているという状態であれば、借入できる可能性は高いでしょう。

③脱サラ、開業手続き中ので無職

サラリーマンを辞めて開業を目指しているという「無職」の場合です。事業計画などがしっかりしており、返済可能と認められれば不動産担保ローンを利用できる可能性もあります。

④家賃収入がある無職

働いてはいないがマンションなどを経営している「無職」の場合です。家賃収入からの返済が可能ですので、不動産担保ローンを利用できる可能性は高いです。

⑤働く気持ち・気力がない無職

ただ単に「働くのが嫌、職探しもしていない」という「無職」です。常識で考えて、このような方に融資を行う金融機関はありません。

無職で不動産担保ローンを利用する場合の注意点

「無職」でも状況次第で不動産担保ローンを利用できる可能性はあります。ただし抑えておくべき注意点もあります。

①連帯保証人を要求されることが多い

金融機関にとって「無職」での不動産担保ローンの一番の不安事項は「不動産の担保価値の急落」です。担保である不動産を処分しても、融資額が回収できないリスクもあります。そのため万が一の人的担保として「連帯保証人」を要求されることが多くなっています。

「無職」の場合「連帯保証人」を要求されても仕方ないと考え、頼れる方をあらかじめ探して申し込むようにしましょう。

②高額融資は難しい

「無職」は、当然返済不能になるリスクが高い状況です。①で述べた担保価格の急落のリスクを避けるために、不動産に対する担保掛目が低めに設定されること予想されます。

一般的な不動産担保ローンの場合は、掛け目は70%が相場とされています例えば不動産の担保価値が3,000万円であれば、その70%である「2,100万円」の借り入れが可能というわけです。

しかし「無職」の場合、ということになると、不動産の担保価値が急落してしまうと融資額が全額回収できないリスクがあります。リスクを補う必要から掛目を低めに設定する必要があります。掛け目が50%以下、30%以下に設定されることもあるでしょう。

③不動産の売却を促されるケースもある

「無職」の方が不動産担保ローンを利用する場合、売却をする気はないのが一般的でしょう。ただし不動産担保ローン会社には、不動産売却も行っている会社もあります。

「返済原資となる収入が無い状態では、不動産売却で売ってしまった方がいいのではないですか、借金を背負う必要はないですよ。」

返済不能となるリスクを背負うより、売却を提案して自社の利益につなげるという商法も考えられます。売る気がない場合は、明確な意思表示を行うようにしましょう。

④不動産を失うことも

不動産担保ローンの場合、返済不能になると、当然、担保不動産を失うことになります。土地や建物が普段の「自宅」としている場合、処分されてしまうと今後の生活にも大きな支障が出てしまいます。

無職の場合は「借入したお金はどのように返済していくのか」をしっかりと考えておくことが大切です。

無職の方が不動産担保ローンを利用するには

無職の方が不動産担保ローンを利用する場合、いくつかアピールすることもあります。自分からアピールすることで金融機関側の反応も緩やかになるでしょう。

①別の収入があることをアピールする

年金収入や賃貸収入がある場合、その点をアピールしましょう。無職でも収入があれば返済原資も認められ、審査でも有利に働きます。

②一時的な無職であることをアピールする

休職活動中、開業手続き中の場合、一時的に無職となっていることをアピールしましょう。比較的すぐに返済原資となる収入が認められれば、審査でも有利に働くでしょう。

審査は同然厳しい

このように無職であっても、状況次第で不動産担保ローンを利用できるチャンスはあります。とはいってもやはりあくまで「無職」。審査基準はかなり厳しいことを覚悟しておく必要があります。

取扱金融機関には「今後、どのように返済していくのか」を正確に説明しなければいけません。返済原資はどこにあるのかをきちんと説明して理解を得る必要があります。

返済見込みのない方に対して、いくら担保となる不動産があるからといってお金を貸す金融機関はありません。すぐに返済不能になるとわかっている利用者には、審査も不合格としなければいけません。

まとめ

無職でも、ノンバンクの不動産担保ローンは利用できる先も多くあります。とはいってもあくまで「借金」であることには変わりありません。万が一、返済不能になった場合、不動産を失うこともあります。

  • そのお金は本当に、今、必要なのでしょうか
  • 借入以外で対応できないのでしょうか。

まずは不必要な借入は避けることを考えましょう。

  • 今後どのように返済していくのか
  • 無職の状態をどのように脱却するのか
  • 収入確保の見込むはどうなのか

止む無く借入を利用する場合には、自分の現在の状況と今後の展望をしっかり把握し、計画を立てて利用を検討しましょう。

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若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。

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