他社借入件数とは?

他社借入は申し込みをするときには必ず申告しなければならない項目です。
インターネットから申し込みをすると24時間いつでも自分の都合のよい時に申し込みができる、誰にも会わないなどのメリットがある一方で「正確な入力」が求めれる銀行カードローンの申し込みでは不明瞭なところがあることも事実。
特に審査でも最重要ともいえる他社からの借り入れについては正しい申告が必須です。どのように申告したとしても個人信用情報機関に照会をするため明確になります。
他社借入の申告は、いわば正直度審査。
インターネットからの申し込みだからこそ、不明瞭な点は明確にしながら正確に申告をしなくてはなりません。
Contents
他社借入についてはどのように申告する?
これから詳しく「他社借入」について解説していきます。
そのまえに、銀行カードローンではどのように他社借入についての申告が必要になるのか確認しておきましょう。これを基本の形としながら、不明瞭な点を解決していきます。
三井住友銀行カードローン
申し込み画面には他社借入についてこのように入力が必要です。
オリックス銀行カードローン
申し込み画面には他社借入についてこのように入力が必要です。
他社借入額とは借入額の合計なの?限度額(総枠)の合計なの?
銀行カードローンに申し込みをする場合、そこに必ず記載しなければならないのは「他社借入について」です。借り入れ件数、借入額、いずれも申告が必要です。
キャッシング枠はあるけれど実際には利用していない、という場合にはどうでしょうか?それでも枠として記入する必要があるでしょうか?
これについては、申し込みを行う時点での借入件数・残高を申告するものなので、利用可能枠の合計を申告するというものではありません。枠として契約していても、現時点で1円も借りていないのでしたらそこは0円となります。
申込フォームに入力しなければならないのは「現在の借入残高」です。しかし実際に審査の対象となるのは「他社からの融資限度額」という矛盾があります。
なぜ、融資限度額が審査の対象になる?
個人信用情報機関に照会をすると他社借入についての詳細が明確になります。借入金額だけではなく、「契約内容」「返済状況」などの詳細が管理されています。その中の一つに「借入残高」と「融資限度額」もあります。
融資限度額が審査の対象となるのはなぜでしょうか?
借入残高 | 現在の借入金額 |
---|---|
融資限度額 | 借りる可能性のある金額 |
この違いがお分かりになるでしょうか。
審査で他社からの借り入れ状況を確認する理由の一つとして「自社貸し付けを返済できるかどうか?」というものがあります。ほかの借り入れが多ければ当然その返済も多くなります。するとどこの返済を優先的に行うのかを決めるのは当事者である債務者です。
つまり、他社借入金額が多ければ多いほどに「返済が後回しにされるリスク」を伴います。
融資限度額とはご存知の通り、「これから先いつでも自由に借り入れができる金額」として用意されています。融資限度額50万円で、借入残高が10万円だったとしましょう。この場合、申し込みフォームに入力するのは10万円です。
しかし、50万円の融資限度額がある以上、審査の段階で他社借入金額が10万円だったとしても明日にでも満額の50万円まで借り入れる可能性があります。だからこそ、融資限度額を考慮した審査が行われています。
他社借入件数とは
どこまでが「借り入れ」としてカウントされるものでしょうか?
まずオリックス銀行カードローンと三井住友銀行カードローンの他社借入についてを再度確認しましょう!
三井住友銀行カードローン
三井住友銀行カードローンでは借り入れ件数を「カードローンの借り入れ件数」としています。
オリックス銀行カードローン
オリックス銀行カードローンでは「住宅ローン・オートローンは除く」としています。
つまり、三井住友銀行カードローンではカードローンの利用件数を入力します。カードローンとは「銀行カードローン」「消費者金融のキャッシング」「クレジットカードのキャッシング」です。
一方で、オリックス銀行カードローンに問い合わせてみると「カードローン」のほかに「フリーローン」も含めるとの回答がありました。
いずれも、住宅ローン、オートローン、クレジットカードのショッピング枠は含まれません。
他社借入で嘘をつくとバレる?
申し込みが行うと審査に入ります。審査では3つの重要項目があります。
- 申込書を元にした返済能力を審査
- 申込書に記載された勤務先に勤めていることを確認する在籍確認
- 個人信用情報機関に照会をして信用力調査
他社からの借り入れ状況は、③の個人信用情報機関への照会で明確になります。個人信用情報機関では借入先ごとに細かな情報が管理されており、契約内容、返済状況だけではなく「既定の返済額を返済したのか」「一部を返済したのか」まで非常に事細かになっています。
もちろん他社からの借り入れ状況についても同じこと。借入件数、借入金額はハッキリとします。
もし他社借入で嘘をついたらどうなる?
勘違いと受け取られる範囲にも限度があります。例えば、借入総額120万円のところを110万円と申告したのであれば勘違いとして許容範囲です。
しかし借り入れ件数が4社のものを3社と申告したのでは問題でしょう。毎月必ず返済しなければならない件数さえも把握できていない、と判断されます。
申し込み者側の単なる勘違いだったとしても、銀行側にとってはそれが「詐称」と判断する可能性は十分にあります。
審査で重要なこと、それは「リスクを排除すること」です。他社からの借入状況を正直に申告しないことは詐称を疑う銀行側にとって大きなリスクのある申し込み者として判断されるでしょう。そのため「審査に通らない」ことは十分に予想できることです。
消費者金融だと他社借入は2件まで
借入件数が多ければ多いほど、審査には不利になります。「返済先が多い」ことで自社貸し付けへの返済が後回しになる可能性が高くなるためでもあります。
一般的に消費者金融だと他社からの借入は2件までが目安です。優先的に返済させるためには借り入れ件数が少ないことが絶対条件。しかし、消費者金融の場合にはそれだけではありません。
総量規制があり借入金額が年収の3分の1を超える可能性があれば審査に通ることはできません。
そもそも、消費者金融は少額キャッシング向けのカードローンです。そのため、いつでも借り入れや返済ができる利便性が高いものの、金利が高いデメリットがあります。
まとめ
他社借入件数が2件以内なら消費者金融 | プロミス|SMBCモビット|アコム |
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他社借入件数が3件以上なら銀行カードローン | オリックス銀行 |
他社ご利用の方でも審査可能ですが、お客様のご状況によってご利用いただけない場合もございます。
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