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プロミスの在籍確認は、どのように行われるの?

 2020/07/04 プロミス   10,116 Views

カードローンの審査では、必ず「在籍確認」が行われます。皆さんは「在籍確認」がどのようなことなのか、正確に理解されていますか?

  • 在籍確認ってよく聞くけど、いったい何なの?
  • 在籍確認が不安なのだけど、大丈夫?

ここでは「プロミス」の在籍確認についての悩みを払拭するべく、その内容を探ってみましょう。

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在籍確認とは?

在籍確認とは、申込時に申告された勤務先に申込者がきちんと働いているのかを確認する作業です。

カードローンの審査のポイントは「安定した収入から返済が可能か」ということですが、申告の勤務先に、万が一、虚偽申告がなされていた場合、返済に対するリスクが高くなります。そのためカードローンの審査では、原則、在籍確認が行われます。

在籍確認の方法は、一般的には職場への電話連絡で行われます。金融機関によっては、在籍を確認できる書類の提出が認められている先もあります。在籍証明書や社名の入った給与明細などの提出で在籍確認に対応している先もあります。

職場への電話連絡では、金融機関の担当者は金融機関名を名乗ることはありません。個人名などを名乗りますので、電話に応対した同僚などに、借入がバレることはありません。

プロミスの在籍確認は「職場への電話連絡」

プロミスの在籍確認も、原則、「職場への電話連絡」です。電話内容は「申込者本人(Aさん)が電話に出た場合」と「申込者以外(Bさん)が電話に出た場合」で異なります。

申込者本人(Aさん)が電話に出た場合

  • プロミス担当者(Cさん)「私、Cと申しますがAさんはおられますか?」
  • Aさん「私がAですが」
  • Cさん「私、プロミスのCと申します。在籍確認のためにお電話させていただきました。在籍の確認がとれましたので失礼いたします。お忙しい中、ありがとうございました」

所要時間は30秒~数分でしょう。

申込者以外(Bさん)が電話に出た場合

  • プロミス担当者(Cさん)「私、Cと申しますがAさんはおられますか?」
  • 同僚(Bさん)「Aはただいま席を外しております。」
  • Cさん「いつごろ、お戻りでしょうか?」
  • Bさん「10分程度だと思いますが、よろしければ用件を承りましょうか?」
  • Cさん「いえ、大丈夫です。改めてお電話させていただきます。ありがとうございました」

この場合も、所要時間は30秒~数分でしょう。この後、再度電話がかかってくることはまずありません。この時点で在籍の確認が出来たことになるためです。

いずれにしても、プロミスの担当者が申込者本人以外に「プロミス」を名乗ることはありませんので、同僚などにプロミスの借入がバレる恐れはありません。

在籍確認のタイミングは?

プロミスに限りませんが、在籍確認は通常、審査の最終段階で行われます。信用情報・収入などの属性に問題ないと判断された段階で、申告された勤務先へ電話が行われるのが一般的です。

在籍確認を含む審査の流れは、通常、以下のようになります。

  1. 申込内容の確認
  2. 提出書類の確認
  3. 信用情報の確認
  4. 本人確認の連絡
  5. 在籍確認
  6. 審査完了

プロミスの審査は、「最短20分」を宣伝しています。早ければ、申込者が申し込みを完了してから「10分程度」で在籍確認の電話が入ることになります。

またプロミスでは、本人確認の連絡時に在籍確認の電話を行う旨を、申込者に事前に伝えてくれています。「今から職場へ在籍確認の電話を行います」という感じです。つまり、事前に在籍確認のタイミングを把握できることになりますので、電話対応の準備を行うことも可能でしょう。

タイプ別在籍確認の注意点

正社員として勤務されている場合、基本的には勤務先への在籍確認電話となりますので、特段問題はありません。しかしその他の勤務形態の場合、いくつか注意するべき点もあります。ここでは正社員以外の方の在籍確認で注意するべき点について考えてみましょう。

派遣社員の場合は?

派遣社員の方の場合、申込時に「派遣元」と「派遣先」のどちらを申告するべきは悩まれると思います。基本的には「派遣元」を申告します。「派遣元」であれば、正確に所属社員を把握していると判断されるためです。ため、スムーズに在籍確認を行える可能性が高くなります。

ただし、派遣元によっては在籍確認の電話に対応してもらえないケースもあるかもしれません。派遣社員の個人的なな電話の取次を禁止しているようなケースです。少しでも不安に思われる場合は、事前にプロミスの担当者に相談しておくようにしましょう。

自営業の場合は?

自営業の場合、会社に在籍しているという確認というよりも、実際に経営実態があるかの確認が中心となります。

「在籍」というよりも「実際に事業を行っているか」がポイントになるわけです。

とはいっても在籍確認の電話連絡が無いわけではありません。申告された連絡先、つまり自営業者事務所などに、プロミスから電話がかかってくることになります。また自営業者の場合には、事業内容についての確認のヒアリングも同時に行われる可能性があります。

ヒアリングはそれほど難しい内容ではありませんので、おちついて回答していけば問題はありません。事前に売上や取引先などを確認しておけば完璧です。

アルバイト・パートの場合は?

いくつもの店舗を持っているようなチェーン店などで、パートやアルバイトで勤務している方は、どこの電話を申告するべきか悩まれるかもしれません。

基本的には、実際に勤めている店舗や事務所の電話番号を申告しておけば問題ありません。アルバイトやパートの名前について確認できるのは、実際に勤めている先の同僚などになるからです。

例えば、本社や代表番号などを申告してしまうと、「そのような者はおりません」と回答されてしまうかもしれません。

フリーランスの方は?

最近は「働き方改革」が浸透しており、「フリーランス」で働かれている方も増えてきています。基本的にフリーランスの方は、常に連絡のつく電話番号を申告しておけば問題ないでしょう。

自宅の他、携帯、事務所などの、都合のよい番号を選ぶようにしましょう。

フリーランスの場合、「在籍確認」というよりは「申込意思確認」「事業内容の確認」などがメインとなります。その点からも「連絡がつく電話番号」を申告しておくべきです。

土日には対応しているの?

一般企業であれば土日祝日は休日という企業も多くなっています。土日祝日が休日という職場へ電話をしても、誰も電話に出ないというとが考えられます。そうなると申込書で申告した通りに本当に在籍しているのか確認をとることができません。

この場合は、電話確認が翌営業日まで確認できないことになります。どうしても土日祝日のうちに借入する必要があるという方は、その希望を担当者に伝えるようにしておきましょう。

プロミスでは在籍確認の電話を無しにはできない?

消費者金融の中には、勤務先への電話以外にも在籍証明書や勤務先の印が入っている給与明細などの書類を提出することで、在籍確認を完了する先もあります。しかしプロミスではこのような対応は、基本的に行っていないようです。

勤務先への電話連絡は、基本的に避けることはできません。

何等かの事情で、在籍確認に不安を感じる方や、勤務先に電話を行っても在籍が証明できないような方は、必ず事前にプロミスに相談しておくようにしましょう。在籍確認が出来なければ、せっかく属性などの審査に合格できても、最終段階で審査に合格できないことになります。

在籍確認の不備で審査に合格できないケースとは?

在籍確認は審査の一環で行われます。つまり在籍確認が取れなければ審査に合格ができません。在籍確認の不備には、次のようなケースが挙げられます。

①虚偽の勤務先を申告した

この場合は、自業自得です。審査に不合格でも仕方ありません。

②アリバイ会社を利用した

この場合も、情状酌量の余地はありません。「わからないだろう」と甘い気持ちは厳禁です。審査担当者は金融のプロですので、アリバイ会社もすぐに見抜かれます。

③休職である

申告された勤務先に在籍していることが確認できたとしても「休職中」であることが発覚すると、審査に不合格となる可能性が高いです。「安定した収入」による返済へのリスクが高くなるためです。

④在籍確認の電話に対して、電話に対応した方が「わかりません」「個人情報なのでお答えできません」と言った場合

申告した勤務先に本当に在籍していたとしても、電話を取った人が「個人情報なのでお答えできません」などと答えてしまうと、プロミスの審査担当者としては、申込者が企業に在籍しているのかを判断することができません。

電話口に出た人から、申込者が在籍していることを少しでも匂わせることができれば問題は無いでしょうが、このようなケースでは審査に不合格となることもあります。

事前にプロミスに相談を行うか、もしくは電話を取る可能性が高い人に「クレジットカードを申し込んだので電話がかかってくるかもしれない」と伝えておくようにしましょう。クレジットカードの申込であれば同僚など不審には思わないでしょう。

まとめ

勤務先に電話が入ることで不安に思われる方も多い「在籍確認」。しかしプロミスを利用する上では、避けて通れません。一方、在籍確認が取れればまず審査には合格できる最終段階といえます。

担当者も勤務先にプロミスの利用がばれないように細心の注意を払ってくれますので、安心して在籍確認に臨みましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。