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プロミスの金利は高いのか?他社と比較してみよう。

 2020/07/02 プロミス   9,512 Views

カードローンを利用する場合、一番気になるのが「金利」でしょう。「できるだけ低金利で借入したい」と考えるのは当然のことです。

プロミスの金利は、はたしてどうなのでしょうか?主に他社との比較を中心に考えてみましょう。

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大手消費者金融との比較(2020年4月1日時点)

まずはプロミスと同じ「大手消費者金融」との金利を比較してみましょう。

会社名 年金利(下限~上限) 利用限度額
プロミス 4.5~17.8% 1~500万円
アコム 3.0~18.0% 1~800万円
SMBCモビット 3.0~18.0% 1~800万円
アイフル 4.5~18.0% 1~500万円
レイクALSA 4.5~18.0% 1~500万円
金利
ここで注目してほしいのは「上限金利」です。他の消費者金融の上限金利が「18.0%」であるのに対し、プロミスの上限金利は「17.8%」です。カードローンでは、初めての利用者に対しては「上限金利」での契約となるケースが多くなっています。

この点を考えると、プロミスは他の大手消費者金融と比べると、金利が低いと言えます。わずか0.2%の差ですが、返済総額で考えると大きな差となりますよ。

銀行カードローンとの比較(2020年4月1日時点)

次に銀行カードローンとの金利を比較してみましょう。

会社名 年金利(下限~上限) 利用限度額
プロミス 4.5~17.8% 1~500万円
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0% 10~800万円
三菱UFJ銀行カードローン 1.8~14.8% 10~500万円
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5% 10~800万円

上限金利・下限金利とも、銀行7カードローンに比べるとプロミスの金利は高くなっています。消費者金融は銀行カードローンに比べて金利が高めに設定されます。

ネガティブな評価
プロミスは消費者金融の中では金利が低めですが、銀行カードローンと比べると、金利は高めであるといえます。

金利面では、やはり銀行カードローンに一日の長があるようです。

初回利用者に対する30日間無利息サービス

プロミスは銀行カードローンに比べると、金利が高めになっています。しかしプロミスには、銀行カードローンでは見られない「30日間無利息サービス」が利用できます。

初めての利用者に対するサービスで、メールアドレスを登録し、Web明細を利用することで、初回出金の翌日から30日間が無利息となります。

条件的には難しいものではありません。30日以内に返済できる見込むがあれば、無利息で借入が利用できることになり、非常にありがたいサービスです。

このような無利息サービスは、銀行カードローンではまず見られません。この点を考慮してプロミスと銀行カードローンを比較することも考えるべきでしょう。

プロミスの金利を下げることはできるの?

プロミスに限りませんが、消費者金融では初めての利用者に対しては「上限金利」での契約となるのがほとんどです。ただし利用実績を積み重ねていくことで、金利が引き下げられるケースもあります。

プロミスでもある程度借入と返済を順調に重ねていくことで、信用度が上がり、金利が引き下げられるチャンスもあります。

  • 継続的にプロミスで借入と返済を利用している
  • 延滞を発生させず、確実に返済実績を重ねている
  • 他社借入の返済も延滞していない
  • 収入が安定している
  • 収入が上がっている

このような利用者は「優良利用者」として見なされるわけです。プロミスがから「増額の案内」が行われ、同意すると限度額が増額され、同時に契約金利が引き下げられるチャンスがあります。「優良利用者」に対しては、低い金利でたくさん借りて欲しいというわけです。

利用実績に自信をお持ちであれば、自ら増額の申込を行うのもひとつの方法です。初回契約から最低でも6ヶ月程度経過した段階で、増額の申込を行ってみましょう。

信用度が高いと判断されると、利用限度額を増額してもらえるだけでなく、契約金利も引き下げられるチャンスもあります。

下限金利が適用されることはあるの?

プロミスの金利は「年4.5%~17.8%」です。初回利用者に対しては上限金利である「17.8%」での契約がほとんでどです。では下限金利「4.5%」が適用されることはあるのでしょうか?

先に説明したように利用実績を積み重ねていくことで、限度額が引き上げると同時に、契約金利が引き下げられることもあります。カードローンの金利は限度額が高くなるほど契約金利は低くなります。

限度額がプロミスの上限である「500万円」に近い契約となると、下限金利が適用されるチャンスもあります。

ただしプロミスの借入は「総量規制の対象」です。年収の3分の1を超える借入はできません。仮に限度額500万円の契約であれば、年収は最低でもその3倍の「1,500万円」が必要になります。

そのため、一般の利用者では下限金利が適用されることはまずありえないと判断できるでしょう。プロミスを利用する際は、下限金利よりも上限金利で検討するべきでしょう。

まとめ

プロミスの金利は、他の大手消費者金融と比較するとやや低い水準です。一方、銀行カードローンと比較した場合は、高めになっています。

「初回利用時の30日間無利息サービス」などを考慮して、どのカードローンを利用するべきか、自分の状況などにあった先を選択するようにしましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。