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お小遣い帳を使って賢くお金を管理する方法

 2020/04/02 お金に関する豆知識   2,834 Views
節約や貯金のために、普段から自分が使えるお金を管理したいと考えている人は多いでしょう。まずは「小遣い帳アプリ」を導入して、お小遣いの管理を始めてみましょう。子どもにお金の大切さを知ってもらうにも、お小遣い帳を付けさせるのは高い効果を発揮します。
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お小遣い帳をつけるメリット・デメリット

様々なメリットがある

子どもはもちろん、すでに働いている社会人にとっても、お小遣い帳を付けることには一定の意味合いがあります。自分の自由にできるお金をどうやって使うかを記録しておくことは、お金を上手にやり繰りする方法として有効で、金融リテラシーを身に付ける第一歩ともなります。

1.無駄遣いを減らせる

お小遣い帳に付けた記録を見返せば、毎月自分が何にいくら使ってきたのか一目で分かるようになります。日常生活では、何気なく「アイス食べたいな」とか「ジュース飲みたい」などと感じてさっと買ってしまうことは多く発生します。

ポジティブな評価
そういった細かい部分を自分で管理できるようになると、お金に対するマインドも変化します。

2.目標に向けたお金を積み立てできる

たとえば、何か高額のものを欲しいと思ったとき、その目標に向けてお金を貯めていく必要があります。お小遣い帳を付けておくと、毎月コツコツとお金が積み立てられていく楽しさもあるので、お金を使いたくなる誘惑に負けることなく、しっかりとお金を貯めることができます。

3.計画的なお金の使い方が身につく

お小遣い帳を付けてみると、日常でいかに無駄遣いしているかを把握することができるようになります。買い物で失敗したら、その反省をすることもできます。反省と失敗を繰り返しながら、計画的にお金を使う能力が身につきます。

4.お金が貯まりやすくなる

お小遣い帳を付けると、節約しやすくなります。最初の1ヶ月分のお小遣い帳を見てみると、「ここが無駄だったな」とか「このお金は使う必要がなかった」などと反省できるようになります。

お金はというものは、毎日のちょっとした節約が積み上がることで貯まるようになります。元々そんなに散財しているつもりはないとしても、お小遣い帳を付けて1ヶ月を振り返ってみると「ここから削れるところがあるのでは?」と考える習慣が身につきます。

デメリット

1.コスパ重視になりすぎる

お小遣い帳を付けているうち、つい節約のことばかり意識するようになる傾向が出てくることがあります。節約を考えるあまり、コスパ中心でものを考えるようになってしまうことがあり得ます。

ネガティブな評価
要するに「ケチ」になってしまうということです。

「食費を減らすために、昼食の金額をもっと減らそう」と考えて、食事のバランスが悪くなることもあり得ます。結果的に体調を崩して病院に通うとなっては、本末転倒でしょう。1週間に1回程度は自由にお金を使う日を設けるといった工夫も必要です。

2.ゆとりが失われる

コスパ重視の生活は、ともすれば余裕を失ってしまうことがあります。いちいちレシートをため込んでエクセルに打ち込むという作業は時間も使います。お小遣いアプリのなかには、1年分のデータしか残らないものもあり、使い勝手が悪いこともあります。

1日ごとにレシートを取っておいて、それをアプリに入力するのは、どこか虚しいという感じを持つこともあるでしょう。

何のためのお小遣い帳なのかはっきりさせよう

お小遣い帳を付けること自体は慣れれば、たいして手間はかかりません。ただ、アプリを使っても入力作業は必要になります。何か買うたびにポチポチ打ち込むだけだと、「いったい自分は何のためにこんなことをやってるんだろう」などと思うようになる可能性もあります。

お小遣い帳を付けると「お金の動きが可視化される」「計画的に使ったり残したりする習慣が身につく」などといったメリットはありますが、元からお金を管理できている人が今さらお小遣い帳を付けたところで、あまり意味はありません。

お小遣い帳は、お金を貯めるためのものです。「ここが必要な場面だ」というときに、しっかり「生きたお金」の使い方をするためには、そもそもお金が貯まっている必要があります。

大きな計画のためにお金を使えるというのは、達成感もあるでしょう。先の展望を持ってお金を蓄えるというのは、それ自体は良いことです。

社会人でお小遣い帳アプリを使おうと思っているのであれば、それが何のための節約なのか、何のための貯金なのか明確にしておきましょう。

目標額を100万円などとしておいて、貯まったら投資に回すといった考え方でもいいですし、将来の結婚資金として貯めるという考え方でも良いでしょう。何らかの目標を持って始めましょう。

お小遣い帳アプリを使ってみよう

アプリがおすすめの人

お小遣い帳アプリには「節約ポイント」が分かる機能の付いているものもあります。家族で生活しているとき、光熱費や食費など、様々な分野でお金がかかりますが、支出金額を比較検討して、節約すべき部分を把握することができます。

お小遣い帳アプリは節約ポイントを可視化してくれて、支出全体の管理もできるという点が便利な点です。とはいっても、簡単な家計管理アプリですので本格的な家計簿というよりも、ゆるいお金の管理というものです。

こうしたアプリがおすすめなのは、「家計簿を付けるほどではなく、ゆるくお金を管理しておきたい」という人です。家計簿はノート式のものでもダウンロードして使うものにしても、かなりの手間が最初にかかります。

それほど本格的にやるつもりはないが、いったん家計のお金のやり取りを可視化しておきたいというときに役立つのがお小遣い帳アプリです。入力するにも、レシートの読み取り機能が付いているものもあり、多少スボラという人でも収支がどれくらいなのか分析してもらえます。

おすすめできる人は、たとえば夫婦二人暮らしで、お小遣い制度で日常の買い物をしている夫です。男性ですので、女性に比べると多少お金の管理は下手でしょう。毎月の小遣いがどうしても足りなくなるという人は、お小遣い帳アプリを使って、自分の日常の無駄を可視化してみましょう。

アプリが向かない人

お小遣い帳アプリが向かない人は、しっかりと家計の管理をしたいという人です。いったんはアプリでもお金の管理はできますが、長期にわたる家計管理には向きません。アプリに記録されたものは、長くても1年すれば消えてしまいます。ずっと残るわけではありません。

家計の収支を管理して、将来のために大きなお金を貯めたいというケースには向かないでしょう。そういった人は、多少の手間かかりますが、家計簿を付ける習慣を身に着けましょう。

たとえば、夫婦二人暮らしで、今後は子どもを作って家を購入するという計画を持っている場合には、妻が家計簿を付けて家計を管理するほうが良いでしょう。もちろん、夫のほうが管理しても構いません。継続することが大切です。

今の二人の収入から、どのくらいのお金をどのくらいの期間貯めれば子育て費用が貯まるのか、マイホーム購入の頭金が貯まるのか知りたいというときには、家計を管理するほうが家計簿を付けて、もう一方がお小遣いアプリで自分の日常使うお金を管理しましょう。

お小遣いアプリの使い方

お小遣いアプリには無料の簡単なものもあれば、有料でカスタマイズ可能なものもあります。ただ、基本的な使い方はほぼ変わりません。

1日に使える予算を決める

お小遣い帳アプリの使い方の基本は、1日の予算を決めることです。

これはお小遣い帳アプリに限らず、お金の管理では非常に重要なことで、1日の予算を決めてその範囲内で生活する習慣を付けておくと、使いすぎ防止になります。

どこで自分はお金を使いすぎているのか可視化できれば、無駄を省くポイントも把握できますし、節約するモチベーションにもなります。

お金の動きを記録する

どのお小遣い帳アプリでも、お金の動きを記録する機能が付いています。レシートを読み込む機能が付いているものもあり、いちいち入力する手間が省けます。

また、機能によっては銀行の口座と連動できるものもあり、「いつ」「どこで」「何に」お金を使ったのか把握しやすくなります。光熱費や家賃などの大きなお金から毎日の軽い買い物まで、すべてのお金の動きを1つにまとめることも可能です。

便利なお小遣いアプリ

ポケマネ

ポケマネは、無料で利用できるお小遣い帳アプリです。iPhoneにもAndroidにも対応しており、入力項目も少ないため、簡単に利用できる操作性から人気のあるアプリです。

ポケマネの入力項目は、日付、項目、金額の3つだけで、子どもにも使えるものです。電卓も使いやすいものになっており、使い勝手はいいでしょう。

このアプリは収支の比較がしやすいという特徴があります。月表示、月切り替え表示ができて、収支、支出のみ、収入のみで表示切り替えできます。

カナヘイのストーリー

カナヘイのストーリーというお小遣い帳アプリも人気があります。これはカネヘイさんというイラストレーターが書いた可愛いイラストで彩られており、可愛くて簡単で「これなら続けられる」と評価されています。家

計簿をつけるたびにストーリーが進むという機能が付いており、モチベーションの維持に役立ちます。

このアプリは、基本的な機能として収支の記録を付けるというだけですが、収支記録を付けることでアプリ内のストーリーを楽しめるという点がメリットです。「簡単なものでいいから楽しいアプリを使いたい」という女性におすすめのアプリです。

簡単お小遣い帳のアプリ

「簡単お小遣い帳のアプリ」は名称通り、シンプルな機能のみを搭載したアプリです。収入と支出を入力する機能しかなく、記入する内容も金額と使いみちを入力するだけなので、スボラな人でも続けられます。

また、収支を入力するだけで自動で算出された月次レポートを見ることができます。機能が非常にシンプルなので、子どもから大人まで誰でも簡単に扱うことができます。

シンプルお小遣い帳

「シンプルお小遣い帳」というアプリは無駄な機能を一切省いた簡単なアプリです。収支の記録やアプリを利用し始めた日を記録することなく、「現在自分はいくらのお金を使えるのか」を表示するというものです。

カレンダー機能が付いており、円グラフ上に一目で収支が分かるようになっています。1ヶ月分のお金の使い方を振り返って来月の節約ポイントを見極めるというときには、シンプルなだけに分かりやすく使い勝手は良いでしょう。

無駄のないシンプルなものがいいという人にはおすすめのアプリです。

家計簿おとなのおこづかい帳

「家計簿おとなのおこづかい帳」はほとんど家計簿に近い多機能アプリです。シンプルお小遣い帳の対極にあると言ってもいいでしょう。予算の設定をして、収支を入力することで月次レポートを表示してもらえます。

カレンダー機能で収支の確認をしながら、来月の計画を立てるといった本格的な機能が付いています。食費や交通費などの細かい予算を設定して、「あとどれくらい使えるのか」を把握することができます。

子供向けのお小遣い帳とは?

お小遣い帳をつけさせる目的・タイミング

子供にお小遣い帳を付けさせたいと思っている人も多いでしょう。お金を計画的に使う練習をするためにトライしてみる価値は充分にあります。金融リテラシーを子供のうちから身に着けさせるという点でも効果が期待できます。

子供に「収入はいくらあるのか」「何に・いつ・いくら使ったのか」「今はいくら持っているのか」を頭で記憶させるのは困難です。記録を残すことによって収支を把握させることが可能になります。

子供はお小遣いを使いすぎて欲しい物が買えなかったり、後から良く考えたら後悔するものを買っていたり、失敗をたくさん経験するものです。失敗を通して学べることは多くあります。

お小遣いの記録をチェックさせると、自分のお金の使い方の癖に気づき、より価値のある予算の使い方を工夫できるようになるでしょう。

お小遣い帳を付けさせ始めるタイミングは、定額のお小遣いを与え始める際に、お小遣いの記帳を条件にしてみるといいでしょう。最初は記帳の仕方を教えて、しばらくは要領をつまむまで一緒に付けてあげましょう。

子供にとってはお小遣い帳を記録し続けるのは相当の根気が必要になる作業です。習慣が付くまでは子供が買い物をした日のうちに声掛けしたり、お小遣いを渡すときにチェックしたりしましょう。

しっかりと記帳できていたら、褒めてあげて、やる気を継続させます。そのうえで買って良かったもののなのか、後悔するものだったのかを振り返らせて、子供自身の工夫をうながしていくことで、子供が自分で計画的にお金を管理できるようになります。

お金の使い方の癖を見極める

子供にお小遣い帳の記録を付けさせることには一定の意味があります。お金の管理の基本として教えるというのは誰もが思い付くものですが、重要なものとして「自分のお金の使い方の癖を見極める」というものがあります。

マンガが好きな子供なら、お小遣いはマンガのコミックスなどに使う傾向が見えてきますし、ジュースなどの飲料に使う傾向があるなら、お小遣い帳を記録することで、それがはっきりと目に見える形で残ります。

子供がお金の使うときに失敗しがちな事例として、それまではまったく問題のないお金の使い方をしていたのに、高校生になって通帳ごと渡したら大変な無駄遣いをしてしまったというのがあります。

親の目を意識しているときには、自分らしい本来的なお金の使い方ではなかったというケースです。自由に使えるお金が自分の手にあるという状態になったとき、どれだけ自分で管理できるかを知るうえでも、最初にまずはお小遣い帳を付ける習慣を付けて、自分の癖を見極めるというのは重要です。

しっかりアドバイスを

お小遣い帳を子供に付けさせるうえでは、必ず親がアドバイスしてあげる必要があります。まずは1ヶ月やってみて、次の月にお小遣いをあげるときに、お小遣い帳を見るようにしてみましょう。

そのときに、問題点を話し合ってみると、子供には多くの気づきがあります。子供は親の価値観を通して正しいお金の使い方を知っていきます。

小学生のうちからお小遣い帳を付けさせて、通帳の残高と手持ちの残高が合わなくなったり、記帳を怠ったりしたときには残っているお小遣いを没収するということをやってもいいでしょう。

そのうち、「自分が欲しいものと、パパへのプレゼント分は貯めておこう」などとアドバイスすると、子供もモチベーションが維持できます。意外にきっちり小遣い管理をするかもしれません。そのときには、きちんと褒めてあげましょう。子供は自分の成長を知ることができます。

子どもが書きやすいものを選ぼう

お小遣い帳は、どのようなお金の使い方をしているのか、子供自身が自分のお金の使い方の癖をしているのか確認できるという大きなメリットがあります。

使うものは市販のお小遣い帳でもいいですし、大学ノートに罫線を引いた簡単なものでも良いでしょう。子供にも使えるスマホのお小遣いアプリもたくさんあります。子供が使いやすく、付けやすいやり方で記帳させましょう。

お小遣い帳を記帳し続けることは子供にとって根気がいることです。続けられたときには、その努力を認めましょう。子供にとっても励みになります。また、家族が家計簿を付けている姿を見せるのも、お手本となります。一緒にお金の管理をしてみましょう。

子供のお小遣い帳でぜひやっておきたいこと
「欲しいもの」を買うための貯蓄目標額をどこかに書いておくことです。その目標のために、どこまで目先の欲求を我慢できるかというのは、大人になってから家計の管理をするうえでも重要なスキルとなります。

まとめ

お小遣い帳は大人にとっては、家計管理の第一歩として適切ですし、子供にとっては自分で自分のお金を管理する教育的な意味合いとして大きなものがあります。誰が使うにしても、自分に合った使いやすいものを選ぶようにしましょう。

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ライター紹介 ライター一覧

若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。

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