1. 借入DX
  2. お役立ちツール
  3. エクセルで借入返済予定表が作成できる無料テンプレート

エクセルで借入返済予定表が作成できる無料テンプレート

 2018/02/20 お役立ちツール   290,362 Views
エクセルで借入返済予定表が作成できる無料テンプレート
 

返済予定表は通常、借金の契約後に発行されます。しかし借金の返済計画を立案するうえでは、返済予定表は必要不可欠なものです。つまり申込前に、自分が利用しようとしている借金の返済予定表を確認する必要があります。

最近の金融機関のホームページでは、必要事項を入力すると毎月の返済金額が表示されるツールが準備されています。その中には、毎月の返済金額だけではなく、返済予定表と同様に月ごとの返済元金・返済利息・返済残高などが表示されるものもあります。

またパソコンのエクセルを利用した返済予定表ツールを活用することもおすすめです。借金の利用前には、必ず確認して、念密な返済計画を立案するようにしましょう。

借入返済予定表(元金均等返済)をダウンロードする

借入返済予定表(元利均等返済)をダウンロードする

作成方法は簡単で、赤枠部分の4項目を入力します。

借入返済予定表

返済予定表では、毎月の返済金額だけでなく、返済回数や返済後の残高などが確認できるようになっています。これは借金返済計画を立案するうえでも、大切なポイントとなります。

例えば最終的には一括で繰上返済を利用したいと考えてみましょう。
「○○年後の借金の残高」を確認することで、一括繰上返済を行う金額の目安を知ることができます。またそれに合わせて、繰上返済資金をどのようにためていけばいいのかも確認することができるでしょう。

長期の借金になればなるほど、返済に対しての目標が大切になります。借金の利用前には、必ず返済予定表を確認するようにして、明確な借金返済目標を立てるように心がけましょう。

借入返済予定表のチェックポイント

金融機関で借入を利用すると、通常は借入返済予定表が発行されます。最近ではホームページ上で確認できるようにもなっており、非常に便利です。

借入返済予定表とは、今後どのように返済していくのかを時系列に表示したものです。通常は月単位で、返済金額などが表示されています。借金の利用者は、この借入返済予定表に従って毎月返済を履行していくことになります。

借入返済予定表には、通常、次のような項目が記載されています。

返済回数 何回目の返済であるか
返済日 毎月の返済期日
返済元金 返済金額のうち元金部分
返済利息 返済金額のうち利息部分
返済金額 元金+利息の合計額、つまり毎月返済しなくてはいけない金額
借入残高 返済後の借金残高

返済予定表は、通常返済期日まで記載されたものが発行されます。ただし長期の借入の場合には、数年おきに発行される場合もあります。

また金利が「固定金利」ではなく「変動金利」の場合には、金利が変更されるとその都度、返済元金・返済利息・返済金額などが変更されることになりますので、その都度新しい返済予定表が発行されることになります。

このあたりの対応は金融機関により異なりますので、確認するようにしましょう。

借金地獄に陥らない為にも

借金を利用する理由は、人それぞれです。生活費の補てん、会社経営の資金のために、止むなく銀行などの借入を利用したという方であれば致し方ありません。

しかし中には趣味のお金や、ギャンブル依存症などで借金をどんどん膨らませる方もおられます。借金は一度利用してしまうと、なかなか抜け出せない一面も持っています。とくにギャンブル依存症は一種の「病気」ですので、借金返済とあわせて解決策を早急に探さなくてはいけません。

借金の理由がどのようなものにしても「なかなか完済できない」という悩みを抱える方の場合、そもそも借金を返済するための計画が足りないことが想像できます。無計画に借入を利用し、借金を膨らませていき、なんとなく返済を続けている状況では、根本的な問題解決には絶対に到達できないでしょう。

長期間の借入を利用してしまうと、利息負担も膨大な額になります。返済のために新たな借金を増やしてしまうと、もほや「借金地獄」という状況に陥ってしまい、最悪自身の将来を奪ってしまうかもしれません。

このような状況に陥らないために、借金の利用前には念密な返済計画を立案することが大切です。そのためには毎月どれだけの返済を行うことが必要なのかを正しく計算する必要があります。そこで活用していきたいのが「返済予定表」です。

ライター紹介 ライター一覧

若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。