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事業資金とは?つなぎ資金とは?

銀行融資   70 Views

企業経営者が重要視する項目の一つが「事業資金」です。事業を運営、継続、拡大していくには適切に「事業資金」を調達し利用していく必要があります。

事業資金の資金調達にも様々な方法があります。しかし事業資金の効率的な資金調達方法は企業や経営者の事情などにより変わります。なかなか悩みの尽きない点でもあります。

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事業資金とは?

事業資金とは、その名の通り事業のために使われる資金のことです。事業の立ち上げから運営、拡大には必要不可欠です。事業は企業を経営、存続していくうえで最も重要なものです。その事業を維持するための事業資金は、常に確保しておくことが重要になってきます。

事業資金の種類

事業資金には、大きく分けて次の3種類があります。事業資金の種類をあまり気にしない経営者も多いかもしれません。しかし「どのような目的で資金を利用するのか」は資金調達の上でも重要な点です。

例えば銀行などの融資は、基本的に「特定の目的のための資金に対して」提供されます。事業資金の種別ごとに商品設定されているケースもあります。そのため、事業資金の種類を知っておき、その事業資金が必要なのかを明確に説明できるようにしておかなければいけません。

①開業資金

その名の通り、事業を開業するために必要な資金です。最近では多額の開業資金がなくても事業を開業できるケースも多いですが、それでも業種によってはある程度の開業資金が必要になってきます。

開業資金は、ある意味一番調達するのが難しい資金といえます。なにしろ実績がありませんので、なかなか金融機関の融資が受けれません。そのため家族や友人から資金を調達するというケースも珍しくありません。

②運転資金

事業の経営を継続していくための様々な資金を運転資金といいます。具体的には光熱費、人件費、仕入費用などが運転資金に該当します。

事業資金の中でも日々必要になってくるもので、どれだけ必要でどれだけ不足するのかは、日々確認しておかなくてはいけません。

事業資金の中では最もポピュラーなものですので、資金調達方法も様々なものが準備されています。

③設備資金

事業を開業する場合の初期投資や、事業拡大のために導入される設備に対する資金です。事務所を確保するための不動産資金や、パソコンなどの購入費用、利益を拡大するための新機械購入費用などが該当します。

設備資金の調達もなかなか実績がないと難しいものですが、業種によってはかなりの設備資金が必要になります。

つなぎ資金とは?

事業資金の中に「つなぎ資金」と呼ばれるものもあります。「つなぎ資金」とはその名の通り、一時的に資金をつなぐ目的があります。 長期的な借り入れでは無く一定期間・一時的な借り入れです。

一時的に資金が足りなくなった場合の穴埋めとして必要な資金で、基本的には今後確実な入金が予定されている時などで調達可能になります。

「つなぎ資金」といえば どちらかと言えば、個人向けの「つなぎ融資」の方が知名度が高いのかもしれません。原則として、住宅ローンは既に建物が竣工しているものに融資が行われるものです。

新築のマンション等であれば問題はありませんが、「これから一戸建てを立てる」という様な場合は住宅ローンが利用できないことになります。このような事態を回避するため「つなぎ融資」が利用されます。そのつなぎ融資の返済原資は、後に振り込まれる住宅ローン等となります。

一方、事業者向けのつなぎ資金の場合は後に回収する売掛金などを原資として融資が行われます。 そのため「つなぎ資金」はある意味「運転資金」の一つとして分類されます。

つなぎ資金の具体例

つなぎ資金にも様々なものがあります。ここでは主な例を2点挙げてみましょう。

①売掛が発生するケース

現金ではなく、売上を売掛金で回収するケースです。売掛金の回収は即時では無く、1~2ヶ月先に回収というケースが比較的多いものです。このような場合、売上や人件費の急激な増加が起こった場合に運転資金が不足する資金ショートの状態になる場合があります。そうならないために「つなぎ資金」としての「運転資金」を調達する必要があります。

②建設業・不動産業

業種別に見てみると特に建設業や不動産業はつなぎ資金が必要となるケースが多くなっています。通常、建設業では工事が完了した後にすべての売上金が入金となります。このため、工事前から工事中にかけての人件費やs設備資金は「つなぎ資金」として確保しておかなくてはいけません。

また不動産業では、例えば土地の買収から建設・売却まで一貫して手掛けているディベロッパーなどで同様のつなぎ資金を確保しておかなくては資金ショートに陥る危険もあります。

まとめ

事業資金と一言でいっても様々なものがありますが、いずれも事業を継続、拡大していくために必要不可欠なもので、適切に調達していかなくてはいけません。そのため企業経営者が常に頭を悩ませる項目でもあります。

自社の状況を適切に把握し、どのような目的の事業資金が、いくら必要なのかを常に意識しておくことが大切です。

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若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。

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