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楽天スーパービジネスローンの審査基準について

 2019/07/06 ビジネスローン   319 Views

プロ野球チームとしても全国的な知名度が抜群の楽天グループ。通販最大手として商品出品に利用されている事業主も多いでしょう。

そんな楽天市場に出品されている事業者向けとして人気を集めているビジネスローンが「楽天スーパービジネスローン」です。ビジネスローンとしては低金利で高限度額の商品が人気です。

楽天スーパービジネスローンとは?

「楽天スーパービジネスローン」は楽天グループの「楽天カード」が提供しているビジネスローンです。「楽天カード」はその名の通り楽天クレジットカードなどの取扱を行う信販会社です。

楽天グループが提供しているビジネスローンは、他に「楽天ビジネスローン」「楽天スーパーローン」などがあります。これらの商品は全く別商品ですので注意しておきましょう。名称も似ており、金融のプロでも混同しがちですので、しっかりと内容は確認する必要があります。

商品概要(2019年7月1日時点)

商品名 楽天スーパービジネスローン
申込できる方 楽天市場に出店されている店舗を有する企業および個人事業主
担保・保証人 原則不要(法人の場合は代表者様の連帯保証が必要な場合があります。)
利用可能枠 50~3,000万円
(証書貸付の場合は利用可能額)
支払方式 極度方式基本契約 証書貸付
支払期間・回数 残高スライド定額方式With・In 元利均等払い、元金期限一括払い
1カ月~3年(36回以内) 3カ月~5年(3回~60回)
融資利率(実質年率) 3.0%~15.0%(融資利率は、審査結果により異なります。)
融資額 10万円単位
支払日/支払方法 毎月27日(土・日・祝日の場合は翌営業日)に指定の口座からの引き落とし
遅延損害金(実質年率) 20.00%

楽天スーパービジネスローンの手続きの流れ

①申込
21時間インターネットから申込可能です。ホームページの「お申し込みはこちら」ボタンから申込を行いましょう。

②必要書類の提出
本人確認書類、その他必要書類をFAXなどで提出します。

③審査
最短で3営業日で審査結果が回答されます。ただし申込の混雑状況や審査内容によって日数が必要となることもあります。審査状況は「楽天スーパービジネスローン お申し込み事業者様向け専用WEBサイト」から確認できます。

④契約・借入
審査に合格し、契約内容の確認後手続き完了となります。契約も還俗WEB上で行います。その後融資を希望される方は、契約締結後に案内される専用サイト内の「個別融資申込フォーム」から借入申込を行います。

申込時の必要書類

申込に際しての必要書類は、以下の通りです。

法人の場合

  • 代表者の本人確認資料
  • 登記事項証明書(商業登記簿謄本)

ビジネスローンでは「決算書」が必要書類となっている先がほとんどですが、楽天スーパービジネスローンでは通常、提出不要です。

個人事業主の場合

  • 代表者の本人確認書類
  • 確定申告書原則2期分

なお審査の結果、上記以外の書類の提出を要求されることもあります。申込後は「専用WEBサイト」などを確認し、提出要求があればすぐに対応できるようにしておきましょう。

選べる2種類の契約方式

契約方式(支払方式)は「極度方式基本契約」「証書貸付」の2種類を選択できます。「証書貸付」では「元金均等返済」「元金期限一括返済」のどちらかを選択します。一方、「極度方式基本契約」は利用可能額の範囲内で繰り返し借入が可能です。

毎月の支払額は契約時に選択した「お支払いコース」及び最新の借入直後の融資残高により、以下のように決定・変更されます。「残高スライド定額方式」で毎月の返済額を最低限に抑えることができます。

最新のお借入れ直後の融資残高 1年支払いコース 2年支払いコース 3年支払いコース
(12回以内) (24回以内) (36回以内)
最終融資後残高≦500,000 46,000 25,000 18,000
500,000 < 最終融資後残高≦1,000,000 92,000 50,000 36,000
1,000,000 < 最終融資後残高≦2,000,000 183,000 99,000 71,000
2,000,000 < 最終融資後残高≦3,000,000 274,000 148,000 106,000
3,000,000 < 最終融資後残高≦4,000,000 365,000 197,000 141,000
4,000,000 < 最終融資後残高≦5,000,000 457,000 246,000 176,000
5,000,000<最終融資後残高≦10,000,000 913,000 491,000 351,000
10,000,000 < 最終融資後残高≦15,000,000 1,369,000 736,000 526,000
15,000,000 < 最終融資後残高≦20,000,000 1,825,000 981,000 702,000
20,000,000 < 最終融資後残高≦30,000,000 2,738,000 1,471,000 1,052,000

楽天スーパービジネスローンの審査基準について

金融商品の審査基準は一般的に「銀行系が厳しく、消費者金融系が緩やか」であるとされています。クレジットカードなどを提供する信販系は銀行系と消費者金融系の中間程度といわれています。

楽天スーパービジネスローンは「楽天カード」という信販会社が提供するビジネスローンです。つまり審査基準は「銀行のビジネスローンに比較すると緩やかで、消費者金融のビジネスローンに比較すると厳しい」と判断できます。

当然審査に合格できるかどうかは申込内容によって異なりますので一概にはいえませんが、比較的審査には合格しやすい商品ではないでしょうか。特に「法人」の場合は「決算書」が必要書類とされていないことからも、小規模法人であっても利用できる窓口は広くなっているといえます。

ただしビジネスローンの審査で決算内容を確認しないというのはありえません。楽天スーパービジネスローンの審査でも、一般的に公表されている「帝国データバンク」などの法人情報で決算内容を確認しているはずです。赤字決算などで申込金額に応じた返済見込みがない場合は、審査に合格はできないでしょう。

また、楽天スーパービジネスローンの審査では、楽天市場での取引実績のウエイトも大きく影響しています。順調に売上を伸ばしている先は審査に通りやすいといえるでしょう。逆に極端に売上が減少している事業者は審査でも厳しく判断されるかもしれません。

個人事業主では「確定申告書原則2期分」が必要書類とされており、売上などからの返済が見込まれない場合は、まず審査に合格はできません。また法人代表者や個人事業主者の「個人信用情報」に問題があるケースでも審査には合格できません。

特に注意が必要なのは「グループ内の情報共有」です。

「楽天グループ」でトラブルを発生させている場合、グループ内で情報が共有されています。楽天グループの他の取引で支払遅延が発生しているケースなどでは情報も共有されていることから、楽天スーパービジネスローンの審査でも合格はできないでしょう。

楽天スーパービジネスローンは増額が可能か?

楽天スーパービジネスローンでは、公式サイトでも「増額可能」といった案内は見つけられません。増額を積極的に行っている金融業者では、一般的になんらかの案内を行っています。そのため楽天スーパービジネスローンでは契約後の増額はあまり期待しないほうが賢明でしょう。

そのため初回申込時には、借入必要金額と相談して、できるだけ高額の申込でチャレンジしてみてはどうでしょうか。ただし当然、申込金額が高額になるほど審査の敷居は高くなります。場合によっては減額での契約も覚悟が必要です。

初回契約時から年数が経過し、楽天市場での売り上げが増加している場面では、一度増額の相談を行ってみてもいいかもしれません。増額の審査でも「楽天市場での売り上げ」が大きなウエイトとなることが考えられますので、場合によっては増額も可能なのかもしれません。

楽天スーパービジネスローンの評判

全体評価 4.0点
小売業経営・借入希望金額500万円 40
簡単に借りることができました
普段から楽天市場で商品を出品している関係から、楽天スーパービジネスローンに申し込んでみました。申込から契約、借入まですべてインターネットで簡単に完結できました。金利は13.0%と銀行のビジネスローンなどに比較して高めに感じますが、概ね満足です。
全体評価 3.0点
地場産品小売個人事業主・借入希望金額100万円 50
小規模でも借入できました
楽天市場で地元の特産品を販売している個人事業主です。売上などもそれほど多くはない小規模事業を行っていますが、楽天スーパービジネスローンでは借入できました。銀行のビジネスローンなどは審査が不安でしたのでひと安心です。
全体評価 2.0点
パソコン部品販売事業主・借入希望金額300万円 40
条件は良いようですが
サイトなどを確認すると条件面は比較的優れているように感じますが、楽天の会員ではないので利用できません。残念です。

楽天スーパービジネスローンのメリット

①24時間インターネットで申込可能

申込はWEBからで24時間365日受付可能です。申込から契約、借入まですべてインターネットで完結できます。

②最高3,000万円まで借入可能

信販系のビジネスローンの中でも、最高3,000万円の借入限度額は高めとなっています。

③法人は決算書の提出が不要

法人は基本的に決算書の提出が不要となっています。通常、ビジネスローンの申込では決算書の提出が必須となっている先が多くなっています。

楽天スーパービジネスローンのデメリット

①楽天市場出品者限定

「楽天市場出店店舗」「楽天ペイ加盟店」「楽天カード加盟店」といった楽天市場利用者に利用が限定されています。

②上限金利は15.0%

銀行のビジネスローンに比較すると、上限「15.0%」は高めの水準です。特に初回利用者の場合は、この上限金利での契約となりますので、金利負担は頭に入れておきましょう。

まとめ

楽天市場での出品者に利用が限定されている「楽天スーパービジネスローン」。法人は決算書提出不要で、楽天市場での売上が審査で大きなウエイトを占める特殊なビジネスローンであるといえます。

普段から楽天市場を活用して営業を行っている事業者であれば、利用を検討されてみてもよいでしょう。すべての手続きをインターネットで完結できますので、比較的手軽に事業資金を調達できます。

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ライター紹介 ライター一覧

若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。

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