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人気ビジネスローンの金利を比較!低金利で借りるポイントとは?

 2019/10/25 ビジネスローン   71 Views

急な事業資金の需要時には「ビジネスローン」が便利です。手軽に資金資金を調達できる方法として、様々な金融機関が提供しています。

ビジネスローンを比較する上で、一番大きなポイントが「金利」です。

  • ビジネスローンの金利はどれくらいなのか?
  • 低金利でビジネスローンを利用するためのポイントは?

ここではビジネスローンの金利について考えてみましょう。

人気のあるビジネスローンの金利比較(2019年9月)

表はスライドしてご覧いただけます
金融機関名 商品名 金利(実質年利) 借入可能額
ビジネクスト ビジネスローン 3.1%~18.0% 50万円~1,000万円
楽天カード 楽天スーパービジネスローン 1.5%~15.0% 50万円~3,000万円
オリックス・クレジット株式会社 オリックスVIPローンカードBUSINESS 6.0%~17.8% 最高500万円
株式会社オリエントコーポレーション オリコCREST for Biz 6.0%~18.0% 10万円~300万円
株式会社エム・アール・エフ 長期間元金据置プラン 4.00%~9.90% 100万円~3億円
出光クレジット株式会社 不動産担保ローン 2.6%~9.8% 100万円~1億円未満
株式会社セゾンファンデックス カードローン(個人事業主専用) 6.5%~17.8% 1万円~500万円
株式会社オリエントコーポレーション オリコビジネスサポートプラン 6.0%~15.0% 最高1,000万円
SMBCコンシューマー株式会社 自営者カードローン 6.3%~17.8% 300万円まで
アコム株式会社 ビジネスサポートカードローン 12.0%~18.0% 1万円~300万円
アイフル株式会社 事業サポートプラン(無担保ローン) 3.0%~18.0% 1万円~500万円
三井住友銀行 ビジネスセレクトローン 2.125%~ 1億円以内
りそな銀行 りそなビジネスローン「活動力」 6.0%・10.0%・14.0% 10万円以上500万円以下
東京スター銀行 スタービジネスカードローン 6.5%~14.5% 50万円~500万円
ジャパンネット銀行 ビジネスローン(法人向け) 4.8%~13.8% 10万円~500万円
ビジネスローン(個人事業主向け) 4.8%~13.8% 10万円~500万円

これらのビジネスローンの金利を比較してみると、主に次の2点の特徴が分かります。

①多くのビジネスローンの金利は「〇〇%~△△%」といった幅がある

ビジネスローンの金利は、審査によって決定されます。そのため実際にどれだけの金利が適用されるのかは、申込を行い審査を受けてみなければわかりません。

②銀行系ビジネスローンの金利が低い

様々な金融機関のビジネスローンがある中で、やはり銀行系の商品の低金利が目立ちます。

ビジネスローンの金利の相場はどれくらい?

先のおすすめ先の金利を見てもわかるように、ビジネスローンの金利は金融機関各社によってかなり異なります。また金利には幅があり、実際どれくらいの金利で契約できるかは審査により決定されます。そのためビジネスローンの金利の相場を明確に示すのは難しいのが実情です。おすすめ先を含めた一般的な金利は、次のように見られています。

  • 消費者金融系・信販系 年6%~18%程度
  • 銀行系 年3%~15%程度

ただしあくまで一般的な見方ですので、金利を比較する場合は、やはり各商品の特徴を見極める必要があるでしょう。

ビジネスローンの金利は高い?

金融機関で事業資金を調達する手段には、いくつかあります。他の商品サービスとビジネスローンを比較した場合、ビジネスローンの金利の高さが目立つことがあります。例えば銀行では、いわゆる「プロパー融資」や「信用保証協会保証付き融資」などと比較すると、ビジネスローンの金利はかなり高いことが分かります。

ビジネスローンの金利が高い設定になっている理由には主に、次の2点が考えられます。

①審査が通りやすい

ビジネスローンはプロパー融資などに比較すると、審査に通りやすいといわれています。ビジネスローンには信用力が低い中小企業や零細企業を支援するという目的もあります。そのため返済に対するリスクをカバーする意味合いで、金利が高めに設定されています。

②無担保・無保証

ビジネスローンの多くは「無担保・無保証」の取扱となっています。担保なし・保証人なしで利用できる分、金融機関側からすればそれだけ貸倒に対するリスクも高くなります。そのリスクをカバーする必要があるために、金利を高めに設定する必要があります。

ビジネスローンの金利は「審査」で決まる

一般的にビジネスローンの金利には「〇〇%~△△%」というように金利幅で設定されています。この場合「〇〇%」が最下限金利、「△△%」が最上限金利となります。実際の契約金利は、申込を行い、審査を受けてみなければわかりません。

ビジネスローンに限りませんが、金融機関の金利設定は次のように決定されます。

  • 返済に対するリスクが低い→低金利
  • 返済に対するリスクが高い→高金利

「返済に対するリスク」とは申込者の収入などからの返済能力が高いか低いか、ということです。返済できないとはいかないまでも返済にやや不安という申込者に対しては、金利を高くして、そのリスクをカバーする必要があります。逆に返済が問題ないと判断されると、リスクも低い分、金利も低く設定できます。

具体的な例を挙げて説明しましょう。

金融機関が100社に「年率5.0%」で1,000万円の融資を行うと、融資総額10億円に対して、5,000万円の利息収益を得ることができます。これは逆に言えば、100社のうちの5社(融資金額5,000万円)が返済不能状態になる(=貸倒率5%)状況までは、収益分でカバーできることになります。

しかし倒産件数が5社(融資金額5,000万円)を超えると、利息収益でカバーできませんので、その分金利を高くする必要があるのです。

ビジネスローンにおける「返済のリスク」は、事業者の売上・収入・借入状況などから判断されます。申込金額とのバランスで返済に対するリスクの判断により金利も設定されることになります。

また金融機関ローンは「借入金額が高いほど、低金利」という傾向があります。返済リスクが低い利用者に対しては、金利を低くしてたくさん借りてもらおうというわけです。

いずれにしても、どれくらいの金利で契約できるかは申込後の審査により決定されることになります。

どのような会社が低金利で契約できるのか

ビジネスローン金利を低金利で借入できる、つまり返済に対するリスクが低いと判断される会社には、どのような特徴があるのでしょう。これも一般的な考えになりますが、以下のような特徴が見受けられます。

  • 企業規模が大きい(社員数が多い、月商が大きい)→信頼できる企業である
  • ビジネスローンの利用実績が多い→きちんと返済しているのであれば信用できる
  • 過去の借入額が大きい→信用できる企業だけから高額借入が可能
  • 資金使途が「設備資金」→事業が順調である
  • 利用目的が「売上増加」→事業が順調である

いずれにしても「貸倒リスクが低い」「信頼・信用できる」「事業が順調」の3点は、低金利で利用する最低限のポイントといえるでしょう。

金利の比較は「最上限金利」に注目

ビジネスローンの金利は幅を持たせているのが一般的で、どれだけの金利で契約できるかは、実際に審査を受けてみなければわかりません。ビジネスローンの利用前には、念密な返済計画を立てる必要があります。そこで金利面を比較する場合、「最上限金利」により注目して比較することが大切です。

確かに最下限金利が低いビジネスローンは魅力です。しかし申込を行ったとしても最下限金利で契約できるとは限りません。むしろ初回利用時などは「最上限金利」、もしくはそれに近い金利での契約となるのが一般的です。返済計画の立案では余裕を持った計画を立てる必要もあります。利息額を含めた返済金額の計算では「最上限金利」を用いることがポイントです。

最上限金利での契約を見越して申込を行ったところ、より低い金利で契約できた、ということであれば何も問題はないでしょう。逆に思っていた以上に高い金利での契約となった場合、返済計画に支障を及ぼすかもしれません。また精神的ダメージも大きいものになるでしょう。

ビジネスローンの金利の比較では「最上限金利」により注目することがポイントです。

カードローン型か証書貸付型か

ビジネスローンには、大きく分けて「カードローン型」と「証書貸付型」の2種類があります。

カードローン型

借入限度額が設定され、その借入限度額の範囲内で借入と返済を行うことができます。コンビニなどの提携先ATMが利用でき、借入限度額の範囲内であれば、再度審査を受けずに追加借入が可能です。

証書貸付型

契約時に全額を融資して、後は返済を行うのみという形式です。追加借入を希望する場合には、再度審査を受けて合格する必要があります。

金利面で比較した場合、一般的には「カードローン型が金利が高い」「証書貸付型が金利が低い」という傾向があります。より金利が低いビジネスローンを希望する方は、商品に「証書貸付型」が設定されている金融機関にターゲットを絞るのも一つの手段です。

例えばビジネスローンの分野で圧倒的知名度を誇る「ビジネクスト」には、以下の2種類のビジネスローンが準備されています。

  • ビジネスローン(証書貸付型の商品)→実質年利3.1%~18.0%
  • カードローン(カードローン型の商品)→実質年利5.0%~18.0%

上限金利は変わりませんが、下限金利に差があります。その分証書貸付型がより低い金利で契約できる可能性もあります。

ビジネスローンを低金利で利用するポイントは?

できるだけ低金利のビジネスローンを利用したいと考えているのであれば、おさえておきたいポイントがいくつかあります。以下のポイントを頭に入れつつ、自社の状況などと照らし合わせて見ましょう。

①有担保型のビジネスローンが利用できるか

一般的には「無担保・無保証」のビジネスローンですが、金融機関によっては「不動産担保型ビジネスローン」など「有担保型」の商品が準備されている先も多くあります。不動産など提供できる担保があれば「無担保・無保証」商品よりもはるかに低い金利で借入できます。

中には数%~10%以上の差があるケースもあります。また不動産担保型では高額融資も可能です。担保提供できる不動産を所有している企業などでは検討する余地もあるでしょう。

②高額融資を希望してみる

ビジネスローンに限りませんが、契約金額が高額になる分、契約金利は低くなる傾向があります。そのため可能であれば高額融資を希望するのも一つの手でしょう。例えば小出しに申し込むのでなく、少しだけ多めに申し込むといった感じです。

ただし借入希望金額が高額になるということは、それだけ審査基準も厳しくなるということです。また自社の売上や収益と比較してあまりに大きい金額を申し込むと、金融機関に不信感を与えることもあります。当然、借入金額が高額になると、返済負担も増えることになりますので注意が必要です。

③銀行系ビジネスローンを狙う

全体的な金利を比較した場合、やはり銀行系ビジネスローンの金利が低くなっています。できるだけ低金利のビジネスローンを利用したいと考えた場合、銀行系ビジネスローンを中心に情報収集を行うことが近道なのかもしれません。

金利だけにとらわれない

ビジネスローンを利用したいと考えた場合、「できるだけ低金利で借りたい」と考えるのは当然のことです。しかし金利面だけを比較対象にすべきではありません。各社の商品特徴をよく理解し、自社の状況に応じて適切な金融機関・商品を選択するのが重要です。

いつまでに借入可能か

金利面以外の大きなポイントが「借入までのスピード」です。いくら低金利のビジネスローンを見つけても、必要時期までに間に合わなければ意味がありません。日数に余裕があればいいのですが、万が一手間取った場合、ビジネス場面では致命傷になる危険もあります。

最近のビジネスローンでは、申込を行ったその日に融資可能な「即日融資」に対応した商品も多くあります。それでも低金利が魅力な銀行系ビジネスローンなどでは日数もかかることもありますので、必ず事前に確認しておきましょう。

いくら借入可能か

「即日融資」可能など手軽さが魅力のビジネスローンも多くありますが、これらの商品の多くは「小口融資」に特化したものです。数百万円程度を基準とした商品が多くなっており、自社の資金ニーズに対応できないかもしれません。

数千万円以上の高額融資を希望される場合、「不動産担保型ビジネスローン」も狙い目です。担保として提供できる不動産がある場合、低金利での借入も可能になっています。

金利以外の手数料などにも注意

ビジネスローンの中には、金利以外に事務手数料などが必要となる場合もあります。特に「不動産担保型ビジネスローン」では、各手数料も高額になる傾向があります。

例えば「出光クレジット」の「不動産担保ローン」では、次のように案内されています。(2019年9月末時点)

  • ご融資利率(年率)2.6%~9.8%
  • 実質年率 15.0%以下(事務手数料を含むご融資利率)
  • ご契約時の諸費用 事務手数料(ご融資金額の2.0%+消費税)、印紙代、登記費用、振込手数料

「実質年率」とは事務手数料を含んだ実質的な負担という考えで、この場合「年率15.0%以下」の負担が生じることになるという意味です。また不動産担保型の場合、「登記費用」などの「実費」も負担しなければいけませんので注意しましょう。

商品内容の金利表示が「実質年率」などになっていない場合、その他の負担が発生する可能性があります。不明な点は、必ず事前に金融機関側に確認するようにしましょう。

ビジネスローンは低金利を目的としたものではない?

そもそも「ビジネスローンは低金利を目的としたものではない」ということを理解しておいてほしい点です。ビジネスローンは、どちらかといえば信用力が低い中小企業や零細企業をターゲットとした商品です。そのため金利が高めに設定されているのは、ある意味当然のことだといえるでしょう。

ビジネスローンの魅力は「手軽に借入できる」「借入までのスピードが早い」「カードローン型であればコンビニATMなどからいつでも借入できる」といった「早くて、手軽さ」にあります。

低金利での事業資金調達を一番の目的とするのであれば「プロパー融資」「保証協会保証付き融資」なども候補として利用を検討しましょう。

まとめ

手軽に事業資金を調達できるビジネスローン。どうしても金利だけに目がいきがちですが、商品内容をしっかりと理解して申し込むことが大切です。そのうえで自社の状況を正確に把握し、適切な金融機関・商品を選択することが重要です。

そのためにも事前に多くの情報を入手し、比較・検討することが大切です。ビジネスの場面では突如、資金不足に陥ることもあります。思いもかけない状態で焦ってしまうかもしれません。しかし会社を取り仕切る立場の方であれば、そのようなときこそ冷静な判断が必要なのです。

ビジネスローンは全体的に金利が高めの商品が多くなっています。他の資金調達手段と比較しながら利用を検討していくようにしましょう。

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若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。

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