アイフルビジネスファイナンスの評判からメリット・デメリットを徹底分析
法人経営者や個人事業主にとって、日々の資金繰りは永遠の課題です。近年は様々な金融機関から「ビジネスローン」と呼ばれる事業専用ローンが登場しています。その中でも圧倒的な人気を集めている先が「アイフルビジネスファイナンス」です。
中小企業でもダントツの人気を誇る「アイフルビジネスファイナンス」の魅力を探ってみましょう。
Contents
アイフルビジネスファイナンスとは
「アイフルビジネスファイナンス株式会社」は、中小企業を中心とした事業性融資を専門とした金融業者です。平成13年(2001年)設立以降、20年弱で10万口座以上を開設しており、中小企業経営者や個人事業主から圧倒的な支持を得ています。
大手消費者金融「アイフル」の完全子会社であり、様々なタイプの事業性融資を展開しています。もともと「アイフル」自体も2010年の改正貸金業法の影響などから経営危機に陥った経緯があります。
その時期は多くの消費者金融がメガバンクを中心とした銀行グループの傘下に入る中、アイフルは民事再生を経て単独で経営を立て直し、見事復活して事業を拡張しています。
このような経緯から、アイフルとその完全子会社であるアイフルビジネスファイナンスは「経営者の資金繰りなどの悩みに一番親身になってくれる金融機関」であるといえるのではないでしょうか。
アイフルビジネスファイナンスの公式サイトはこちらアイフルビジネスファイナンスの商品概要
まずはアイフルビジネスファイナンスの主な商品内容を見てみましょう。アイフルビジネスファイナンスでは、有担保、無担保とも様々な種類のビジネスローンが商品化されています。それぞれの特徴を理解して、どの商品で資金調達を行うべきかをよく検討しましょう。
ビジネスローン
運転資金、設備資金など、まとまった事業資金が借入できます。
融資対象者 | 法人または個人事業主(申込時年齢 満20歳~満69歳まで) |
---|---|
融資額 | 50万円~1,000万円 |
契約利率(実質年率) | 3.1%~18.0% |
遅延損害金(実質年率) | 20.00% |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要、ただし、法人の場合は代表者に原則、連帯保証が必要 |
返済方式および返済期間・回数 | 元利均等返済:最長5年(60回以内) |
元金一括返済:最長1年(12回以内) | |
必要書類 | ●法人の場合 |
代表者本人確認書類、決算書、その他必要に応じた書類 | |
●個人事業主の場合 | |
本人確認書類、確定申告書、事業内容確認書、その他必要に応じた書類 | |
契約時締結費用 | 印紙代(実費) |
カードローン
借入限度額の範囲内で何度でも利用できるカードローンです。年会費も無料で、急な資金需要にも安心です。
融資対象者 | 法人または個人事業主(申込時年齢 満20歳~満69歳まで) |
---|---|
融資額 | 1万円~1,000万円(新規取引時は上限500万円) |
契約利率(実質年率) | 5.0%~18.0% |
遅延損害金(実質年率) | 20.00% |
担保 | 不要 |
保証人 | 原則不要、ただし、法人の場合は代表者に原則、連帯保証が必要 |
返済方式 | 元金定率リボルビング返済 |
返済期間・回数 | 最長5年(60回以内) |
必要書類 | ●法人の場合 |
代表者本人確認書類、登記事項証明書(商業登記簿謄本)、決算書原則2期分 等 | |
●個人事業主の場合 | |
本人確認書類、確定申告書原則2年分 等 | |
契約時締結費用 | 印紙代(実費) |
不動産担保ビジネスローン
所有不動産を担保として高額の資金調達が可能なビジネスローンです。
融資対象者 | 法人または個人事業主(申込時年齢 満20歳~満69歳まで) |
---|---|
融資額 | 100万円~1億円 |
契約利率(実質年率) | 2.49%~14.8% |
遅延損害金(実質年率) | 20.00% |
早期返済違約金 | 返済元金に2.0%を乗じた額 |
担保 | 土地・建物(不動産に根抵当権を設定) |
保証人 | 原則不要、ただし、法人の場合は代表者に原則、連帯保証が必要、担保提供者は連帯保証が必要な場合もあります |
返済方式および返済期間・回数 | 元金一括返済:最長1年(12回以内) |
元利均等返済:最長30年(360回以内) | |
必要書類 | ●法人の場合 |
代表者本人確認書類、登記事項証明書(商業登記簿謄本)、決算書原則2期分 等 | |
●個人事業主の場合 | |
本人確認書類、確定申告書原則2年分 等 | |
契約時締結費用 | 印紙代(実費)、根抵当権設定費用(実費) |
不動産担保カードローン
所有不動産を担保とした高額融資も可能なカードローンです。年会費無料で、急な高額の資金ニーズにも対応できます。
融資対象者 | 法人または個人事業主(申込時年齢 満20歳~満69歳まで) |
---|---|
融資額 | 100万円~5,000万円(個人事業主は2,000万円以下) |
契約利率(実質年率) | 5.0%~14.8% |
遅延損害金(実質年率) | 20.00% |
担保 | 土地・建物(不動産に根抵当権を設定) |
保証人 | 原則不要、ただし、法人の場合は代表者に原則、連帯保証が必要、担保提供者は連帯保証が必要な場合もあります |
返済方式 | 元金定率リボルビング返済 |
元金自由返済(毎月任意の元金と利息のお支払い) | |
返済期間 | 元金定率リボルビング返済:最長5年(60回以内) |
元金自由返済:最長5年(60回以内) | |
必要書類 | ●法人の場合 |
代表者本人確認書類、登記事項証明書(商業登記簿謄本)、決算書原則2期分 等 | |
●個人事業主の場合 | |
本人確認書類、確定申告書原則2年分 等 | |
契約時締結費用 | 印紙代(実費)、根抵当権設定費用(実費) |
毎回の元金支払額 | 元金定率リボルビング返済:借入後残高の2.0% |
元金自由返済:任意 |
アイフルビジネスファイナンスでは、これらのビジネスローンの他にも、医療機関や介護事業者向けのローン、売掛債権ファクタリングも商品化しています。
アイフルビジネスファイナンスの手続きの流れ
アイフルビジネスファイナンスではインターネットでの手続きで申込から借入まで来店不要で利用できます。その流れは以下の通りです。
- ホームページより申込フォームへ必要事項を入力して送信
- 仮審査
- 必要書類を郵送、もしくはFAXでアイフルビジネスファイナンスへ提出
- 提出書類に基づき本審査
- 審査合格後、契約、借入が可能となります。
なおホームページでは「即日融資も可能」としていますが、一般的いは申込から借入までは2~3営業日が必要のようです。
カードローンでは何度でも利用できる
アイフルビジネスファイナンスの商品のうち「カードローン(不動産担保カードローン)」であれば、借入と返済を繰り返して利用できます。主な借入方法は以下の通りです。
- セブン銀行ATM
- アイフルATM
- 東京スター銀行ATM(借入のみ)
- テレフォンキャッシング(指定口座へ振込)
一見提携先が少なく感じますが、セブン銀行ATMは全国の「セブンイレブン」に設置されていますので、それほど不便は感じないでしょう。
一方、返済方法は以下の通りです。
- 提携ATM(セブン銀行ATM・アイフルATM、東京スター銀行ATMは利用不可)
- 銀行振込
- 店舗窓口
店舗は東京都と滋賀県の2ヶ所のみですので、実質的には提携ATMもしくは銀行振込での返済がメインです。
不動産の活用で高額融資
ビジネスローンには「不動産担保ローン」「不動産担保カードローン」が準備されています。自社や代表者、親族が保有している不動産を担保として最高1億円の高額融資が可能になっています。アイフルビジネスファイナンスの不動産担保融資の魅力は以下の通りです。
事務手数料・調査費用が不要
不動産担保を取り扱う金融機関は、担保とする不動産の調査を行い融資金額に応じた価格が認められるかどうかを判断します。そして多くの金融機関では不動産調査の専門機関にその調査を依頼しています。その分調査費用が発生し、利用者に費用負担を求める先が多くなっています。
しかし、アイフルビジネスファイナンスではそのような調査費用は必要ありません。登記費用以外の初期費用が不要ですので、融資金額額面を事業資金として利用できます。
先順位に担保設定があっても利用可能
住宅ローンや事業資金を利用しており、不動産を担保としてすでに担保設定が行われている不動産でも利用できます。金融機関の多くは先順位設定の物件を担保として取得するのに難色を示す先も多くあります。万が一その物件を処分する事態になったとき、配当受取などでトラブルとなるリスクがあるためです。
一方、アイフルビジネスファイナンスではこのような心配もありません。申込金額に応じた評価が認められれば後順位設定でも不動産担保として活用できます。
アイフルビジネスファイナンスは審査に通りやすい?
アイフルビジネスファイナンスのホームページの「よくあるご質問」のコーナーには次のように掲載されています。
Q.赤字決算でも可能ですか?
A.過去の財務内容だけでなく現状のご商売に鑑み融資実行の可能性を検討してまいります。
一般的な金融機関であえて「赤字でも融資可能」と明言している先は、それほど多くはありません。赤字ということは、それだけ返済に対するリスクが高いことですので、多くの金融機関は赤字企業に対して融資を敬遠するのです。
しかしアイフルビジネスファイナンスでは、決して赤字決算だからというだけで融資を謝絶するということはないでしょう。赤字でも「創業赤字」「一過性の赤字」といった「返済能力」を十分に説明できれば、審査に合格できるチャンスもあるということです。
黒字に比較すると借入可能額が低くなることもありますが、他の金融機関で借入が難しい企業であっても、門前払いということはないでしょう。
またアイフルビジネスファイナンスでは、多くの事業者を利用者として取引を行うともにそのデータを保有しています。利用者データが多いということは、それだけ融資データを多く保有しているということです。多くの情報を有し、事業性融資として実績が豊富な分、融資のデフォルト率(貸倒率)の審査基準をギリギリに設定することができます。
以上より、アイフルビジネスファイナンスのビジネスローンは他の金融機関、特に銀行融資などに比較すると基準が低めに設定されていることが予想されます。
アイフルビジネスファイナンス株式会社の評判
店舗の設備資金として利用しました。他社にも150万円の借入がありましたが、希望金額全額を借入できました。申込から2日で審査合格の連絡があり、翌日契約を行いました。金利はおおむね平均でしたがもっと高いビジネスローンもあるので概ね満足です。
小規模卸売業を経営しています。事業規模がそれほど大きくなく、銀行融資では審査が不安でしたので、アイフルビジネスファイナンスで運転資金を利用しました。申込から数日で希望金額満額の融資を受けることができ、対応も親切でした。カードローン契約ですのでこれからもお世話になりたいと思います。
ビジネスローンで評判のアイフルビジネスファイナンスをインターネットで申込しました。翌日に満額で合格の審査結果が。契約、借入も来店不要で手軽に必要資金を確保できました。
新規取引先の受注に対応するために、設備導入の資金を調達したいと考えていました。不動産を活用しアイフルビジネスファイナンスでカードローンの申込を行い、無事審査に合格。大口受注の獲得につなげることができました。
アイフルビジネスファイナンスのメリット
①来店不要で利用できる
インタネットを利用して申込から契約、借入まで来店不要で手続きできます。多忙な方でも手軽に利用できます。
②安心感
大手消費者グループ「アイフル」の完全子会社、10万口座以上の取引など、ビジネスローン取扱金融業者として、抜群の安心感があります。取引先が多いということは、それだけ情報量も多いということ。審査でも柔軟な対応が可能になっています。
③提携ATMの利用
カードローン型の商品は、アイフルATMの他、セブン銀行ATMなどで利用が可能になっています。セブン銀行ATMはコンビニ大手のセブンに設置されており、基本的に24時間365日対応が可能。急な資金需要でも安心です。
アイフルビジネスファイナンスのデメリット
①上限金利が高め
不動産担保型以外のビジネスローンの上限金利は「18.0%」。個人ローンを取り扱う消費者金融と同水準です。とくに初めて利用される場合の契約利率は、ほとんどでこの上限金利に近い金利設定となります。銀行融資などに比較すると、高めの設定と言わざるを得ません。
②不動産担保ローンでは返済違約金が発生する
不動産担保ビジネスローンでは、返済期日前の返済(繰上返済)で早期返済違約金が発生します。余裕がある場合できるだけ早期に返済するのがローンの鉄則ですが、この早期返済に対する違約金の負担も考慮しておく必要があります。違約金の金額と以後の利息負担を比較して繰上返済を検討しましょう。
商品の多さがデメリット?
アイフルビジネスファイナンスには、主に「ビジネスローン」「カードローン」「不動産担保ビジネスローン」「不動産担保カードローン」の4種類のビジネスローンが用意されています。
その他、医療機関や介護事業者向けのローン、売掛債権ファクタリングが準備されています。この商品の多さをデメリットと挙げる方もおられます。
「どのローンを利用すればいいのか分からない」という悩みがあるのも事実でしょう。しかし商品ラインナップの多さは選択肢が多いということです。自社の状況に応じた商品を選択できるというのは、むしろメリットであるといえるのではないでしょうか。
不明な点はフリーダイヤルなどから質問を行えば、親切に相談に乗ってもらえます。ぜひとも自社に最適な商品を探し出してみましょう。
まとめ
ビジネスローンの分野では、圧倒的な知名度と人気を誇るのがアイフルビジネスファイナンスです。豊富な商品、アイフルグループとしての安心感もさることながら、やはり保有口座10万口以上という利用実績が人気の高さを示しています。
銀行融資などに比較して、審査も通りやすいとされています。「銀行はなんだか敷居が高い」と感じる中小企業事業主は、一度アイフルビジネスファイナンスの利用を検討してみましょう。
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