1. 借入DX
  2. カードローン
  3. アイフル
  4. アイフルの金利は高いのか?お得に利用する方法は?

アイフルの金利は高いのか?お得に利用する方法は?

 2020/08/16 アイフル   9,500 Views

カードローンを利用する場合、一番気になるのが「金利」と思われる方は多いはずです。「できるだけ低金利で借入したい」と考えるのは当然のことですね。

消費者金融アイフルの金利は、はたしてどうなのでしょうか?

しっかりした知識を身につけて、お得に利用する方法を考えてみましょう。

Sponsored Link

消費者金融との比較(2020年7月1日時点)

まずはアイフルの金利を、同業である大手消費者金融各社と比較してみましょう。

会社名 年金利(下限~上限) 利用限度額
アイフル 3.0~18.0% 1~800万円
プロミス 4.5~17.8% 1~500万円
アコム 3.0~18.0% 1~800万円
SMBCモビット 3.0~18.0% 1~800万円
レイクALSA 4.5~18.0% 1~500万円

多くの消費者金融の上限金利は「18.0%」が相場です。アイフルの上限金利も「18.0%」となっています。特に初めて利用される方に対しては各社とも上限金利での契約となるのがほとんどです。

この点からアイフルの金利は、大手消費者金融各社と同水準であると判断できます。

銀行カードローンとの比較(2020年7月1日時点)

次に銀行カードローンとの金利を比較してみましょう。

会社名 年金利(下限~上限) 利用限度額
アイフル 3.0~18.0% 1~800万円
みずほ銀行カードローン 2.0~14.0% 10~800万円
三菱UFJ銀行カードローン 1.8~14.6% 10~500万円
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5% 10~800万円

一般的に消費者金融は銀行カードローンと比較して金利が高めとされています。アイフルの金利も銀行カードローンに比べて、上限金利・下限金利とも高めの設定です。

金利面ではやはり豊富な資金量を背景にした銀行カードローンが魅力といえます。

アイフルの無利息サービス

最近の消費者金融では、初めての利用者に対しての無利息サービスを提供する先が多くなっています。

アイフルでも初回利用者に対して「契約日の翌日から30日間」の無利息サービスを利用できます。

過去一度もアイフルを利用したことのない方であれば、他社の借入に関係なく無利息サービスが利用できます。短期間で完済できる見込みのある方であれば、非常に有効なサービスです。

注意点
ただし「過去、アイフルの目的別ローンを利用したが、今回はキャッシングローンを利用したい」といったように、申込のローン商品が異なる場合は、無利息サービスは利用できません。

また無利息期間は「契約日の翌日から30日間」です。「借入日の翌日から」ではありません。つまり契約を行うと実際に借入を行うか行わないかに限らず、無利息期間が経過していきます。

例えば契約してから10日後に借入をすると、無利息期間は20日となってしまいます。

せっかくの無利息期間を無駄にしないように注意しましょう。

契約当日は?

契約当日に借入を行った場合、その日の利息はどうなるのでしょう?アイフルに限りませんが、金融機関の金銭契約は、契約当日の貸付金には利息が付かないよう法律によって定められているからです。

つまり実際にの無利息期間は「契約日を含めた31日間」と考えることができます。

当然、契約後即その日に借入することは可能です。なるべく契約当日に借り入れるようにして、1日でも長くアイフルの無利息期間サービスを活用していきたいものです。

契約金額100万円以上で上限金利が15.0%

アイフルの適用金利は「3.0%~18.0%」で、上限金利は「18.0%」です。しかし契約金額が100万円以上の場合は、上限金利は「15.0%」となります。

貸金業者の上限金利は、利息制限法により契約金額に応じて以下のように決められています。

  • 契約金額10万円未満→上限金利(年利)20.0%
  • 契約金額10万円以上100万円未満→上限金利(年利)18.0%
  • 契約金額100万円以上→上限金利(年利)15.0%
つまり100万円以上の契約であれば、法律上適用金利は「15.0%」以下が保証されることになります。ただし初回利用者に対しては契約金額が100万円以上となるケースはあまりありません。

多くて数十万円単位の契約となりますので、上限金利はやはり「18.0%」と考えておくべきでしょう。

下限金利「3.0%」の適用は?

一方、アイフルの下限金利は「3.0%」です。この下限金利が適用されることはあるのでしょうか?

初めてアイフルを利用される方は、まず適用できません。一方、「アイフルの利用を継続して、順調に借入と返済を繰り返していった場合、利用実績を積み上げていった場合、「最終的に」この下限金利で契約できる可能性もあります。

ただし一般の方はこの金利を期待することは難しいでしょう。

なぜならこの下限金利は契約金額がアイフルの最大限度額「800万円」に近い契約に対して適用されるためです。アイフルの貸付は「総量規制」の対象です。年収の3分の1を超える貸付はできません。

つまりアイフルで800万円を借入するには、その3倍の年収「2,400万円」が必須となります。

一般の方がこれだけの年収を確保するのは難しいでしょう。

金利を引き下げることは可能か?

ではアイフルをできるだけ低い金利で利用するにはどうすればいいのでしょうか。それは「利用実績を積み上げていく」ことです。

アイフルでは利用実績に伴い、借入限度額の増額が可能になっています。増額に成功すると、限度額が引き上げられると同時に、適用金利が引き下げられることもあります。「優良顧客に対しては低い金利でたくさん借りてもらおう」というわけです。

金利が必ず引き下げられるとは限りませんが、ある程度アイフルを利用した段階で、増額の申し出も検討してみましょう。

特に増額により限度額が「100万円以上」となった場合、適用金利は「15.0%」以下が保証されますのでチャンスといえます。初回利用時に比較すると金利が引き下げられることになるでしょう。

ただし増額には審査が伴います。増額希望時の収入状況などの属性や、アイフルの利用状況によって、審査の可否が決まります。自分の状況をよく把握して増額審査に臨みましょう。

まとめ

アイフルを利用する場合、まずは「初回利用時の30日間無利息」を活用して、お得に借入を行います。その後、計画的に借入と返済を繰り返していき、増額に伴う金利の引下げのチャンスに備えていくようにしましょう。

Sponsored Link

ライター紹介 ライター一覧

若松 貴英

若松 貴英

保有資格:2級ファイナンシャル・プランニング技能士(中小企業主資産相談業務)・AFP(日本FP協会認定)/金融業務検定(法務上級)/銀行業務検定(法務2級・財務3級・税務3級)など。銀行勤務時は融資のスペシャリスト」(悪く言えば「融資しか知らない」)として勤務していました。そのため「借入」に対しる知識や経験には自信があります。